医療機関の仕事の共通性

障害者雇用は、すべての産業分野に求められているものです。しかしながら、例えば同じ製造業でも、企業や工場により生産する製品は異なるため、A社にある仕事がB社にもあるわけではありません。これに対して医療機関の仕事は。患者に対する治療等の医療系の業務と診療報酬請求等の事務系の業務という点において、A病院とB病院とで基本的な違いはありません。このため、A病院で障害のあるスタッフが力を発揮できた業務は、B病院でも切出し可能です。このことは、他の産業分野とは異なる医療業の特徴であり、成功事例の情報共有が求められる所以です。