障害のあるスタッフが行う業務には、様々な業務があります、なかには、内視鏡の洗浄を知的障害のあるスタッフが行っている病院もあります。患者さんに使われる医療機器の取り扱いには、感染のリスクが伴います。このため、この病院では、従来この作業をしていた看護師に加え、感染制御室が協力して作業手順を工程ごとに分解し、必要な防護措置が確実に行われるようにしたそうです。作業衣・マスク・ゴーグル・手袋等の着脱、手作業による下洗浄、自動洗浄機による滅菌洗浄、乾燥等の一連の手順が図示され、スタッフが手順通りに行っています。外来の看護師は、忙しい中でしていた作業から解放され、患者さんに向き合う時間が増えたと喜んでいます。