国の機関の職員に対する障害者の職場適応支援者養成セミナーin東京(令和3年度第2回)

○国の機関の職員に対する障害者の職場適応支援者養成セミナーin東京(令和3年度第2回)

国の機関の職員に対する障害者の職場適応支援者養成セミナーの東京での令和3年度第2回目が、1月17日からAP市ヶ谷(東京都千代田区)で開催されました。セミナーには、国の機関から19名の方が参加されました。国機関での障害者雇用が急速に増加してから3年が経過し、当初は障害者雇用の担当を突然命じられ障害者雇用を一から学ぶ職員も多かったですが、最近では障害者雇用を担当する中で感じる具体的な問題意識を持って受講される職員も増えています。また、職場の側でも、当初はほとんど行われなかった職場実習が行われるようになったり、配置についても集合型を取り入れる職場も増えてきました。障害のあるスタッフについても、職場に定着して戦力になっている人がいる一方で、任期が更新されずに職場を去っていく人もいます。そういう中で、新たに障害のあるスタッフを採用する場合には、マッチングの確認や地域の支援機関との連携が重要であることを、研修では繰り返し強調しています。職場の側も少しづつ軌道修正しながら、より安定的な就労が可能な状況に少しずつ近づいているように思われます。