東京管区気象台における「障害に関する理解の促進・啓発のための研修会」での講演(2022年2月18日)

気象庁では「気象庁障害者活躍推進計画」において「庁内職員の障害に関する理解の促進・啓発のため、気象庁独自でも研修や講演会を行う」旨を定めていますが、その具体化として、気象庁本庁職員を対象に行われた研修会(2022年1月19日開催)に引き続き、2月18日には東京管区気象台で管区内の地方気象台とteamsでつなぐ形式で研修会が開催されました。会場には、東京管区気象台のほか気象衛星センターの職員も参加しました。2時間の研修会の第1部では当ネットワーク代表の依田が「公的部門における障害者雇用の留意点〜働き方改革に資する障害者雇用の進め方〜」をテーマに講演し、第2部では特定非営利活動法人WEL’S理事長の橋本一豊さんと就業・生活支援センター WEL’S TOKYOの仙石ゆうさんが、地域の就労支援機関の役割と個別の支援事例について説明しました。

他の管区気象台で行われる同様の研修会においても、東京管区気象台の第1部の講演録画を放映し、第2部では各管区気象台ごとに地元の就労支援機関が講演することとしています。気象庁では、障害者雇用の担当者に限らず、広く職員全体に研修の受講を呼びかけているため、第1部の講演では職員に身近な問題として「職場の多様性」からお話しを始めました。また、障害者雇用を進めることが、気象庁の提供するサービスの改善にも役立つなど、障害者雇用を進めることの意義について説明しました。

(講演資料)

第1部「公的部門における障害者雇用の留意点〜働き方に資する障害者雇用の進め方〜」

第2部「障害者雇用の現状」