東京都就労支援機関連携スキル向上研修でのe-ラーニング講義(令和4年9月8日〜)

特定非営利活動法人WEL’s TOKYOが東京都から受託している令和4年度東京都就労支援機関連携スキル向上事業として行われているマッチングスキル等向上研修において、「経営者に響く『障害者雇用の効果』〜健康経営と多様性〜」をテーマとした講演を行いました。

障害者の就業支援担当者が直接に接するのは、企業の人事担当者ですが、人事担当者が障害者雇用を進めようとする際、社内で説得して理解を得るべき相手には、経営者のほか障害者を受け入れる職場の上司や同僚などがいます。障害者雇用を進める理由として、雇用率未達成といったコンプラ イアンスを理由にすると、現場の側には「押し付けられ感」が伴 い、障害者雇用にマイナスイメージを持たれがちです。障害者雇用に取り組むことが、職場の上司や同僚にとって、更には企業経営にとって、どのような意義やメリットがあるのか、「腹落ち」できる説明を人事担当者も必要としています。今回の講義では、最近企業の経営者の間で関心が高まっている「健康経営」とSDGsにも関わりの深い「多様性」という切り口で、障害者雇用の意義を考えてみました。

 

(資料)「経営者に響く『障害者雇用の効果』〜健康経営と多様性〜」