鶴が丘ガーデンホスピタルの障害者雇用研修での講演(令和4年11月11日)

東京都町田市にある精神科200床の鶴が丘ガーデンホスピタル(後藤晶子院長)で開催された障害者雇用研修において、「精神科医療機関の機能強化につながる障害者雇用〜今日から始める!病院の次のステップに向けて〜」をテーマにした講演を行いました。同院は昨年で開院50年を迎えましたが、開院当初からPSWを複数採用しチーム医療を進めるなど、精神科医療における先進的な取り組みを進めてきましたが、地域貢献の強化と労働者確保に向けた新たな取組みの一環として、障害者雇用に本格的に取り組むため、今回の研修が企画されました。研修には、後藤院長をはじめ各部門から職員34名が参加され、大変熱心に受講されていました。今回の研修は、第1回目のキックオフという位置付けで、第2回目は障害者雇用を実践している都内の精神科病院の方からお話を伺う予定です。長期入院する患者が減少する一方、企業等で働く精神障害者も増加する中で、病院が自ら障害者を雇用することで得る経験やノウハウは大きいでしょう。研修後に皆さんとお話しながら、多職種連携が進んでいる病院の強みも活かして、地域の障害者雇用を支える病院へと発展していかれる可能性を感じました。

(講演資料)「精神科医療機関の機能強化につながる障害者雇用〜今日から始める!病院の次のステップに向けて〜」