国の機関の職員に対する障害者職場適応支援者養成セミナーin東京令和4年度第2回(2023年1月9日)

国の機関の職員に対する障害者の職場適応支援者養成セミナーの東京での令和4年度第2回目が、1月9日からAP市ヶ谷(東京都千代田区)で開催されました。3連休の最終日からという日程も影響し、国の機関からの参加者は7名に止まりました。令和元年度から東京と大阪の会場で開催されてきたセミナーも、今回で17回目を迎えました。この間のセミナー参加者からの質問に対する回答については、「公務部門の障害者雇用情報サイト」の「公務部門の障害者雇用Q&A」で紹介しています。

最近の受講生には、省庁職員の中で障害者雇用担当とされた方以外に、職場内ジョブコーチとして採用された方も増えている印象があります。前職として障害者就労移行支援事業所等の就労系の福祉施設や地方自治体の就労支援機関での勤務経験のある方、精神保健福祉士等の資格を有する方もいます。これまでの障害者を送り出す側から、公務部門の職場で障害者を受け入れる側に立場を変えることで、色々と見えてくることも多いと思います。両方の立場を体験した専門スキルのある職場内ジョブコーチが、これからの公務部門の障害者雇用の可能性を広げていくことを期待したいと思います。

(講演資料)「公的部門における職場適応支援者の役割①②」