沖縄県主催の障害者雇用セミナーでの講演

沖縄県主催で、沖縄障害者職業センター共催、名護公共職業安定書後援による障害者雇用セミナーが、2024年10月18日にタピックスタジアム名護(沖縄県名護市)で開催され、沖縄県北部の建設業や医療・福祉業などを中心に30名弱の参加がありました。このセミナーは、令和6年度沖縄県障害者等雇用開拓・定着支援事業として行われ、当ネットワークメンバーの中村淳子さんの所属する障害者就業・生活支援センターティーダ&チムチムが事務局を担当されました。セミナーでは、最初に当ネットワーク代表の依田から「経営者の視点で見た障害者雇用の効果と進め方」をテーマに70分ほど講演した後に、沖縄障害者職業センターの上席障害者職業カウンセラーの小島遼さんから「障害者職業センターが行う事業主支援」について説明がありました。その後、医療・福祉・観光業のグループと、建設業のグループに分かれて情報交換が行われました。最後に、沖縄県商工労働部雇用政策課の雇用推進員の大城ユウ子さんと屋良正子さんから、沖縄県の職場適応訓練事業等の紹介がありました。

参加された事業所の中には、ハローワークから参加を促され、緊張気味で来られた方もいたようですが、セミナー終了後には他の参加者と話をしながらにこやかに帰っていかれたのが印象的でした。会社としてはライバル関係なのでしょうが、同業者で同じような悩みを抱えている他社の担当者と思いを共有できたことが良かったようです。それに加えて、セミナーを通して、会社だげで悩むのではなく、支援機関のサポートが得られることを知れたこともあって、気持ちも明るくなったのでしょう。

(講演資料)「経営者の視点で見た障害者雇用の効果と進め方」