医療機関と支援機関との交流会の開催

町田地域障がい者雇用企業連絡会(世話人代表 藤田顕)の主催により「医療機関と障がい者就労支援機関の交流会」が3月7日にハローワーク町田本庁舎で開催され、7病院から10名、12支援機関から12名の計22名が参加されました。交流会では、最初に当ネットワーク代表の依田が「医療現場における障害者雇用の進め方」をテーマに60分講演をした後に、病院と支援機関の双方が参加した6つのグループに分かれ、それぞれのグループで病院の方から自院の障害者雇用の現状と課題をお話しされた上で、支援機関の皆さんと意見交換していただきました。病院の方の悩みに対して、複数の支援機関の方から活用できる支援サービスの紹介やノウハウのアドバイスをするなど、とても丁寧に説明されていたのが印象的でした。これまで地域の支援機関との繋がりもなく、ハローワークの紹介だけで雇用していた病院がほとんどだったこともあり、地域の支援機関の皆さんと「顔の見える関係」ができたことを、皆さんとても喜ばれていました。こうした取り組みは他にあまり例はありませんが、医療業がテーマであるため病院側も参加しやすいことに加え、支援機関の側も病院側の課題を把握できるため、双方にとって大変意義のある会となり、他の地域でも参考にしていただくと良いと思いました。

(講演資料)「医療現場における障害者雇用の進め方」