NHO東海北陸グループ「院長・事務部長・看護部長・副学校長合同研修会」での講演

独立行政法人国立病院機構(NHO)は、全国で140病院を運営していますが、その東海北陸グループには名古屋医療センターをはじめとした18病院が所属しています。東海北陸グループでは、令和7年5月9日に「院長・事務部長・看護部長・副学校長合同研修会」を名古屋市にあるJPタワー名古屋のホールで開催し、その中で「医療現場における障害者雇用の進め方〜タスクシフトで働き方改革〜」をテーマに60分の講演を行いました。

地域でハローワークなどが開催する障害者雇用セミナーでは、様々な業種が参加するため、そこで紹介される事例は医療機関の皆さんにはしっくりこないことも多いようです。一方で、NHOのような多数の病院で構成される組織では、院長や事務部長、看護部長、薬剤部長などが集まる会議や研修会も定期的に開催されているため、そのような機会をとらえて医療分野における障害者雇用について情報を伝えることも可能です。今回のNHO東海北陸グループの取組は、多数の公的病院を運営する組織としての障害者雇用分野での新たなチャレンジとして、他の公的病院グループでも参考になるものだと思います。

(資料)「医療現場における障害者雇用の進め方〜タスクシフトで働き方改革〜」