障害者雇用をしていると「ジョブコーチ」という言葉を耳にすることが多いと思います。ジョブコーチ(職場適応援助者)には、「配置型」「訪問型」「企業在籍型」という3種類があります。「配置型」は障害者職業センターに所属し、「訪問型」は障害者就労支援を行う社会福祉法人等に所属し、それぞれ障害者雇用を行う企業や病院等に一定期間訪問して、障害者の職場への円滑な定着を支援します。これに対して、「企業在籍型」は障害者を雇用する企業や病院等に所属し、自社で雇用する障害者の支援を行います。ジョブコーチは資格ではありませんが、ジョブコーチとして必要なスキルを身につけるため、国が指定する1週間程度の研修が行われています。
指定研修の1つで社会福祉法人南高愛隣会(長崎県諫早市)が実施する「職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修」が2025年11月17日(月)から22日(土)にかけて諫早商工会議所で開催され、九州各県から「訪問型」22名、「企業在籍型」12名が受講されました。研修初日には、当ネットワーク代表の依田が「職業リハビリテーションの理念」と「企業在籍型ジョブコーチの役割」の2つの講義を行いました。
積極的に障害者雇用を進める病院では、院内にジョブコーチを配置するところが少しずつ増えてきました。専任のジョブコーチを配置することで、病棟などの現場の管理者の負担が軽減され、障害者雇用が格段に進んでいる病院も増えています。こうした体制整備を進める上で、ジョブコーチとしてのスキルを身につける「企業在籍型」研修の受講は、とても効果的です。研修は人気が高く、受講枠も限られているので、早めに申し込みをされると良いでしょう。受講できる研修の情報は。厚生労働省がホームページで公開しています。最新の情報については、以下をご覧ください。
「令和7年度企業在籍型職場適応援助者養成研修スケジュール(令和7年度10月〜3月申込受付分)」