「五方良し経営」という理念

「人を大切にする経営」ということが、最近ではよく言われるようになってきました。「人を大切にする経営学会」(会長:坂本光司 法政大学大学院元教授)も設立され、理念を共有する経営者も増えてきました。人を大切にする経営は、企業経営の真の目的・使命は「事業を通して企業に関わるすべての人々(職員とその家族、取引先などの協力企業とその家族、顧客、地域社会、株主や関係機関)を幸せにすること」であるという経営理念です。

医療機関を経営する法人の中にも、「人を大切にする経営」に積極的に取り組んでいる法人があります。その一つである特定医療法人財団博愛会(福岡市)では、この経営理念を実践すべく「五方良し経営推進委員会」を設置し、職員が中心となって職場の環境改善や障害者雇用の推進などに取り組んでいます。博愛会では2026年4月に、これらの取り組みを「五方良し経営〜人を大切にする経営を目指して〜」という冊子にまとめ、関係者に配布しています。冊子の中では、障害者雇用の取り組みも紹介されていて、「数字で証明できる強み」「サポート体制の強み」「多様性の強み」「社会的信用の強み」の4つの区分で9項目が紹介されるとともに、「医療機関の障害者雇用ネットワーク」もQRコード付きで紹介いただきました。個別の取り組みとしては、全部で61の項目が紹介され、ダイバーシティとインクルージョン関係では「障がい者雇用の推進と活躍の場の拡大」「ケアメイトの活躍」などが記載されています。

「人を大切にする経営」や「健康経営」などの理念は、障害者雇用に通じるものであり、障害者雇用を進める上でも、こうした高次の理念を取り入れていくことは、職場全体を変えていく上で重要なことでしょう。

「五方良し経営〜人を大切にする経営を目指して〜」(抜粋)

ご挨拶

五方良し経営とは

TOPICS 2025年職員やりがい度調査結果

TOPICS 障がい者雇用の取り組み

ダイバーシティとインクルージョン(45 障がい者雇用の推進と活躍の場の拡大、46 ケアメイトの活躍)