東京障害者職業センター多摩支所(東京都立川市)は、令和7年7月25日(金)に立川商工会議所会議室において、雇用管理サポート講習会「医療機関における障害者雇用の進め方〜雇用事例を通じて〜」を開催しました。昨年に続いて医療機関を対象にして開催された講習会には、今年度も20近い医療機関が参加されました。
最初に、医療法人社団積信会長谷川病院(東京都三鷹市)の地域医療連携室副室長の三島泰郎さんから長谷川病院での障害者雇用について事例発表「初めての障害者雇用」がありました。長谷川病院での障害者雇用の取り組みは、令和5年9月に地元の三鷹市障がい者就労支援センターに相談したところからスタートし、その後、障害者職業センターからもアドバイスを受けるなど、地域の支援機関をのノウハウやサービスを最大限に活用して準備を進め、職場実習を経た上で、令和6年4月の採用に繋げることができました。説明をお聞きして感じたことは、支援機関がしっかり関わることによって、病院側に多くの実践的なノウハウが伝えられ、障害者雇用が円滑に進められるということでした。
事例発表後には、3つのグループに分かれて意見交換が行われました。意見交換では、障害者雇用について趣旨は理解しても自分の部門での受け入れには抵抗する「総論賛成・各論反対」があること、現場の理解を得る上では特別支援学校の実習の受け入れも効果的であること、定着のためには相談体制やキャリアアップも必要なこと、働きやすい職場として集合型配置も効果的であること、など経験に基づく様々な意見が出て、参加者の皆さんにもとても参考になった様子でした。
参加者が同じ医療業だけに、自院で抱えている問題意識が他院にも共感され、他院のノウハウが自院でも参考になるなど、同業種ならではの意見交換ができ、参加者の皆さんの満足度も高いものでした。