三重県では、障がい者雇用が進んでおらず毎年最下位におりましたが、鈴木知事の取組みが奏功し、26年度では1.79%と全国で33位に改善しました。
厚生連では、平成25年2月1日に、本会100%出資の子会社、障がい者多数雇用の特例子会社「㈱三厚連ウイズ」を設立し、同年3月28日に特例認定を受けました。
現在、障がい者20名(知的16名、精神4名)と職場支援従事者7名、管理者等3名の30名が勤務しております。設立当初の25年度は、鈴鹿中央総合病院 (460床) にてベットメイキン グや清掃業務を中心に受託しました。その後、26年度に松阪中央総合病院(440床)、27年度からは菰野厚生病院(230 床)・鈴鹿厚生病院(精神334床)に事業を展開しました。主な業務は、ベットメイキン グや清掃など病棟・ 病室美化事業です。
設立から2年が経ち、彼らの習熟度も上がり、また熱心さも伝わり、職員からの評判は上々です。
設立以前は、障がい者雇用を各病院に任せていましたが、病院自体で取組むには限界があり、また業務の切り出しも出来ず、雇用は進んでいませんでした。 障 がい者雇用に関する知識や使命感がない中では、仕方のないことだったと思い ます。
このことから本会では、理事長が「障がい者雇用に積極的に取り組む」との方針 を示し、①法定雇用率の達成 ②ノーマライゼーションの理念の推進(CSR)を目的に、特例子会社設立に向けて検討を始めました。
業務の切り出しについては、他の特例子会社の業務を参考にしたほか、看護部を巻き込んで検討した結果、①病棟・病室美化事業(ベットメイキン グ・清掃等) ②中材業務受託事業(器材の洗浄等) ③院内売店事業 ④印刷物・日用雑貨・生活用品等販売事業 ⑤洗濯業務受託事業 ⑥医療事務代行事業 を事業としました。
企業には、社会的責任や使命、強き思い、志がなければいけませんし、障がい者を雇用するということは、本人だけではなく家族も含めた、将来にわたる責任があることを覚悟しなければいけません。
助成金が少ない中で、特例子会社を経営することは難しいことですが、なんとか独り立ちできるよう取り組んでいきたいと考えています。