「精神保健雇用法学研究会」開催のお知らせ

当ネットワークメンバーで、熊本市にある特定医療法人佐藤会弓削病院に勤務されている精神保健福祉士・社会保険労務士の高森祐樹さんから、新たに立ち上げられた「精神保健雇用法学研究会」についてお知らせがありました。高森さんは弓削病院に勤務する傍ら、熊本大学大学院修士課程で労働法について研究されています。精神障害者の雇用が進む中で、障害者雇用促進法に基づく「合理的配慮」に関する裁判例も増えてくるかと思います。当ネットワークメンバーには、高森さんの他にも精神保健福祉士で社会保険労務士の資格を取得された方がいますが、これからはこうした専門職の活躍される機会も増えてくると思われます。

【高森さんからのお知らせ】

精神保健と雇用法学の融合を目指す、新しい形の研究会「精神保健雇用法学研究会」を開催しました。精神障害者の就労支援、雇用トラブル、支援関係者の課題共有など、精神保健と雇用に関する多様な諸課題を取り上げる研究会です。第1回の研究会は令和6年5月16日午後6時から開催し、「精神障害判明と退職勧奨の実態 中倉陸運事件・京都地裁令和5年3月9日判決を例に」をテーマにしました。研究会には、医師、臨床心理士、精神保健福祉士、弁護士、社会保険労務士、大学関係者、人事労務担当者、就労支援員など合計22名が参加され、医療・福祉・法学・企業などそれぞれの立場から熱い議論が交わされました。当日のレジュメをご希望の方は、下記のメールアドレスまでご一報いただければ幸いです。

y-takamori@srpsw.com

精神保健雇用法学研究会 代表世話人

社会保険労務士・精神保健福祉士 高森祐樹

熊本大学大学院修士課程在籍(労働法)