「ニッポン一億総活躍プラン」の閣議決定(平成28年6月2日)

当ネットワークメンバーの松為信雄 文京学院大学名誉教授が委員として参加した「一億総活躍国民会議」の議論がまとまり、6月2日に「ニッポン一億総活躍プラン」が閣議決定されました。

新三本の矢の一つである「介護離職ゼロ」に向けた取り組みの中の「障害者、難病患者、がん患者等の活躍支援」において、「一億総活躍社会を実現するためには、障害者、難病患者、がん患者等が、希望や能力、障害や疾病の特性等に応じて最大限活躍できる環境を整備することが必要である。このため、就職支援及び職場定着支援、治療と職業生活の両立支援、障害者の身体面・精神面にもプラスの効果がある農福連携の推進、ICT の活用、就労のための支援、慢性疼痛とうつう対策等に取り組むとともに、グループホームや就労支援事業等を推進する。」という方向が示されました。

10年先を見据えたロードマップにおいては、「精神障害者等の職場定着の支援のため、障害者就業・生活支援センターによる支援の強化や精神科医療機関とハローワークとの連携強化、ジョブコーチの養成・研修の推進、職場における精神・発達障害者を支援する環境づくり等に取り組む。」等の具体的な取り組みも記載されています。

「ニッポン一億総活躍プラン」(平成28年6月2日閣議決定)

「介護離職ゼロの実現」のロードマップ(「障害者、難病患者、がん患者等の活躍支援」の関係部分は12~14枚目)

「一億総活躍国民会議」