ヤマト福祉財団助成金贈呈式への参加(令和元年5月29日)

ヤマト福祉財団の令和元年度助成金贈呈式が令和元年5月29日に羽田クロノゲート(東京都大田区)で開催され、「夢を叶えるDoctor’s Network」について障がい者福祉助成金の交付決定いただいた当ネットワークから、代表世話人の依田が出席しました。贈呈式には、東京都内に所在する助成先7団体が招かれましたが、こうした贈呈式は助成先団体の所在地区の拠点ごとに開催されているそうです。今回の贈呈式には、ヤマト運輸の東京地区の各支店から、社員と労働組合員70名ほどが参列されました。ヤマト福祉財団は、故・小倉昌男さんが個人資産の大半を寄付して設立されたものですが、財団の母体となっているのはヤマトホールディングス株式会社、グループ会社、ヤマトグループ企業労働組合連合会、各グループ会社の社員と労働組合員約20万人であり、法人・個人の賛助会員や労働組合のカンパ活動による資金面の援助など、財団活動を多岐にわたり支えているそうです。贈呈式の開催に当たっても、月2回開催される定例会議の前後の時間を使うことで、多くの皆さんが列席できるようにしているそうです。カンパすることで終わるのではなく、その使い道や思いにも触れてもらうことで、財団活動の意義を知ってもらう配慮なのでしょう。助成団体を紹介する際には、その所在地区を担当する支店長等を紹介し、式典後には名刺交換されるなど、助成先団体を身近に感じてもらえるようにするなど、細部にわたって、全員経営を目指された小倉さんの考えが継承されていることを感じました。