第21回兵庫県総合リハビリテーション・ケア研究大会での講演(令和2年2月15日)

兵庫県では、医療・保健、福祉、教育、雇用・就業などの関係者が地域リハビリテーション活動の推進を目指して、総合リハビリテーション・ケア研究大会を開催してきました。第21回となる今年の大会は、初めて「就労」をテーマに開催されました。令和2年2月15日に兵庫県民会館(神戸市)で開催された研究大会では、当ネットワーク代表世話人の依田が「障害者雇用の動向〜多様な働き方を目指して〜」というテーマで特別講演を行いました。特別講演に続いて、指定演題、パネルディスカッションⅠ、パネルディスカッションⅡ、一般口述演題が行われるなど、大変盛り沢山の内容でした。様々な関係機関が障害者の就労に向けて取り組んでいる実態が発表されるとともに、課題として連携の必要性が浮かび上がりました。特別講演でもお話しした「地域連携就労支援パス」の作成を通じて、地域の顔の見える範囲での連携構築が効果的であることを改めて感じました。医療機関、福祉施設、就業支援機関など所属機関は異なっていても、「就労」に取り組む中で変化・成長していく利用者の姿を見ることで、支援者の皆さんも「就労」に魅力を感じておられたのがとても印象的でした。

(講演資料)「障害者雇用の動向〜多様な働き方を目指して〜」

(資料)「地域連携就労支援パスの提案」