仲間のためにもマナー遵守

中部地方にある民間の精神科病院では、院内で開発された仕事の中に、敷地内断煙を契機に始まった近隣の清掃業務があります。敷地内断煙が始まった際に、病院周辺のタバコのポイ捨てが増えたため、タバコの吸い殻やゴミを拾う仕事を障害者雇用の仕事として始めました。この清掃業務には、高齢で入院経験が長い方がこの仕事専属で担われていて、入院中の先輩や仲間だったりするので、禁止エリアでの喫煙やマナー違反について抑止力にもなっているようです。近隣住民の方からも、この方たちが清掃してくれることで、他の地域よりもゴミが少なく、地域がきれいに保たれている評判も良いそうです。