「障がい者雇用を進めるための勉強会」での講演(2022年5月20日)

障がい者職場定着推進センターあしすと(鳥取県米子市)の主催する「障がい者雇用を進めるための勉強会」の第1回目が2022年5月20日にオンライン形式で開催され、「公務部門等における障害者雇用の進め方〜働き方改革に資する障害者雇用」をテーマに講演を行い、その後、あしすとの中島哲朗所長の司会で意見交換しました。勉強会には、鳥取県の知事部局、病院局、教育委員会に加え、民間事業所の方を含め40人が参加しました。

鳥取県の公務部門の実雇用率は、令和3年6月1日時点で知事部局3.32%、病院局2.63%、教育委員会2.53%といずれも法定雇用率を上回り、特に知事部局は全国で大阪府、福岡県に次ぐ3番目に高い数値となっています。その意味では「量の確保」の段階を過ぎて「質の確保」の段階にあると言えます。今後は、現状に満足することなく、他の自治体の取組も参考にしながら、より意義のある障害者雇用にチャレンジいただくとともに、そこでの経験やノウハウを民間事業所にも提供することを通じて、県全体の障害者雇用を充実していただくよう、エールを送らせていただきました。

(講演資料)「公務部門等における障害者雇用の進め方〜働き方改革に資する障害者雇用」